『足のマシンを使うときは膝に気を付けてください』

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いつもスポーツクラブルネサンス広島東千田24をご利用いただきありがとうございます。パーソナルトレーナーの佐々木拓です。

【はじめに】

気をつけてほしい筋トレマシンは『レッグエクステンション』という膝を伸ばすマシンと『レッグカール』という膝を曲げるマシンです。

どちらも第1スタジオ前に並んでいるもので、太ももの筋肉を増やしやすい筋トレマシンですが気を付けないと、数年後に歩けなくなるかもしれません。

【デメリット】

どちらのマシンも太ももを鍛えるために重要なマシンです。目的にもよりますが、使わないより使った方がいいと思います。それで、あることに注意しないと危険です。

何が危険かというと、膝関節の内側には『半月板』というクッションがあります。マシンの使い方を間違えるとその半月板を削ってしまうのがレッグエクステンションとレッグカールです。

半月板には神経、血管はほぼ通っていないので一度削れると再生は不可能。(最近では再生医療があります)神経が通っていないので半月板が削れても痛みは感じません。

あることに注意しないと2つのマシンを使うたびに半月板を削ってしまって数年後には半月板がささくれて、膝関節の中はグチャグチャになり、激痛で歩けなくなります。変形性膝関節症にもなりかねません。(現在、違和感がある方は注意です。痛みのある方は膝関節を整える必要があります。)

【注意点】

注意点は、つま先の向きです。つま先は『真っ直ぐ正面』に向けて膝の曲げ伸ばしを行いましょう。よくあるのは、つま先が外へ向く動きです。シューズの先端が常に正面を向いている状態で動かしましょう。

重量が重たいほど、つま先は外へ向きます。軽くても意識していないとつま先は外へ向きます。意識しても、なかなかつま先は前を向いてくれないので気を付けてください。

【おわりに】

筋トレマシンは軌道が決まっているので筋肉を鍛えやすい反面、間違った姿勢で使ってしまうと修正されないまま無理やり動かしてしまいます。痛くなってからでも遅くはないですが、筋トレのフォームには注意してください。