【クロールが上達したい方必見!】影下コーチのクロールQ&A ストローク編
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みなさんこんにちは。
スイミングコーチの影下です。
過去2回にわたり、クロール上達する為のブログを作成して参りました。
まだの方は是非ご覧ください。
本日は、手の掻き(ストローク)についての解説をしたいと思います。
クロールは手足が左右非対称の動きとなる為、一般的に腕の推進力が高い泳法と言われております。
その為、正しいストロークを実施しなければ、推進力が生まれず、25Mの完泳が難しくなります。
本日は、しっかりと水をとらえ、進む手の掻きを解説したいと思います。
本日、水を掻く時に気を付けたいポイントは2点です。
①しっかり腕を伸ばして大きく掻く事
②肩を大きく使った手の掻きを行う事
※本日は、あくまで25M完泳を目指す方向けですので、キャッチやハイエルボーといった
技術ではなく、体幹部分や、腕の大まかな使い方を解説したいと思います。
①の腕を伸ばして掻くことですが、肘を曲げたり、手首を曲げたりすると、水を押す面積が
減ってしまい、水をとらえる事ができません。お子様の中には、凄く腕の回転が速い子がいるのですが
水の中で動作を確認してみると、案外、肘や手首が曲がっているものです。
こうなってしまうと、推進力が生まれず、呼吸した際に、身体を高い位置に保つことができない為
うまく息がすえない事に繋がってきます。ゆっくりでいいのでまずは腕全体に重みを感じながら
水を掻くようにしましょう!!
②の肩をつかった手の掻きですが、肩や胸の傾きを使う事で、より遠くに水を押す事ができます。
肩や胸を傾ける動作をローリングといいますが、ローリングがある事で、呼吸動作もスムーズに行えます。
ローリングがうまくできていないと、首を傾けたり反ったりして息をするので、姿勢が安定しませんが
ローリングに合わせて呼吸する事で、首を過度に動かす必要がなくなります。
水泳は脚が床についておらず、不安定な状態で行うスポーツなので、首の動作は姿勢悪化に直結します。
胸を横に傾けるようにすると肩も上がりやすいので是非試して見てください!!
それでは本日のポイントを図で復習しましょう!!
いかがでしたか?今回まで、姿勢、キック、ストロークを解説させて頂きました!!
来月はテストもあるので、是非お子様に説明してあげてください!!