ピラティススクール日記

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今年も最後のブログとなりました。もう数年書いていますが、書くネタが尽きないのが自分でも不思議。

今日は動きの前の伸びを意識しながらやってみました。この数日で一気に寒くなり、初雪も降りました。

気が付いたらあまりの寒さのために体を固めて、呼吸まで浅く・・・まずい、まずい!でこのテーマです。

ゆったり肺をふくらませるように息を吸うと、肋骨が持ち上がります。

肋骨と背骨・胸椎はつながっていますから、この何でもなさそうな動きで、

背骨の椎骨の間は広がり、背骨に長さが出てくるのです。椎骨間が広がるということは、

ひとつひとつの動きが滑らかになるということでもあります。実感がない人もあるでしょうが、

背骨は本来ひとつひとつばらばらに動くものなのです。背骨の上のほうは腕の動き、下のほうは脚の動き、

また内臓にも影響が出ます。ピラティスではたくさん出てくる、仰向けのカールアップのような動きは、

ロールアップ・ダウンとも言いますが、まさに胸椎の動きから背骨のしなやかさ、安定感を育てます。

が、皆さんやはり苦手で(ビルダーでもない限り、カールアップが好きな人はいないでしょう)

その気持ちも手伝ってか動きが硬くなりがちです。大げさに息を吸って伸びてからチャレンジしてもらいました。

私もそう見せるようにしてみました。なんとなくいつもよりうまくいったではないか!みんなきれいに出来ている!

私自身も帰りの身体がぽかぽか。呼吸ってやっぱり大事!!