ピラティス日記
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先日、バレエ仲間から「息子が理学療法士になるための
勉強中なんだけど、渡邊さんの言ってたことを話したら、
もっとちゃんと話を聞いた方がいい人だと思う」と、
声をかけられました。
その方は長く肩の痛みをひきずっていて、
腱板も少し痛めているそうです。
今まで何度かボールを使ったクラスで身体を観させてもらいましたが、
何もしていない時点で鎖骨は斜め上に上がっているし
(本当は横一直線ちかくが良い)、
肩関節の動きはあまり良くありません。
またその原因が腕にあるというより、
私の読みではバレエの動きや型を作るのに
骨盤周りを固めて使う傾向が強く体に出ていて、
ここから見直しをすることが鍵になるのではないか
と話してきていました。
原因は痛みが出ているところとは限らない、
トータルで身体を観ていく、場合によっては
心や生活のありようも見ていく必要があることをベースに
話していたことが、息子さんには共感していただけたようです。
私はピラティスをはじめ、フィットネスのインストラクターとして
エクササイズを教えることはできますが、
外科的レベルの深い問題まで進むと専門を超えたエリアになります。
先月、東京での研修の後、そうは言っても今後はタッグを組んだり、
助言をもらうなど、頼ることになるであろう治療家や理学療法士の方と
専門的な話ができるようにと、彼らが参考書に使っている類の本を取り寄せて
時間があるときに見ています。
解剖学、関節運動学のベースは理解していますが、
しかしこれらの書籍は私には相当にハードルが高く
なかなか読み進められません。
こういう分野を時間をかけて勉強し、人を助けることを生業としている人に、
あらためて尊敬の気持ちを抱きます。
私が知らないエリアは、まだまだ大きい・・・。
クラスに来て下さる方々、こんな私のクラスに来てくださって
ありがとうございます。まだまだ精進いたしますよ!