キレイなボディをつくるために欠かすことができないのが「食」。人の体は食べたものでできています。焦ってむちゃな食事制限をするのはとても危険です。特に、運動をしない食事制限のみのダイエットをすると、脂肪だけでなく筋肉も落ちてしまいます。筋肉が落ちると基礎代謝が低下し、体重が減らなくなってきます。すると「結局ダイエットなんてしても無駄だった」と、再び食べてリバウンド…という負のサイクルに陥りがちです。

恐ろしいのはそこからで、落ちた筋肉量のまま食べてしまうと、脂肪だけが増えていきます。そうなると食事制限ダイエットを始めた時よりも痩せにくい体が出来上がっていきます。このように、食事を減らすだけのダイエットとリバウンドを繰り返すことによって、筋肉がすっかり細ってしまい、その代わりに脂肪が増えてしまうという現象が起こってきます。こうなると運動機能が低下するだけに留まらず、さまざまな健康被害が出てきます。食事制限ダイエットをするなら、筋肉量を減らさないことがとても重要です。筋肉は体を動かす活力エネルギーをつくる工場のようなもの。その筋肉を使うために筋肉の源となるタンパク質をしっかり摂取することが必須です。