気温も湿度も高い日が多くなるこの季節は、なんとなく気持ちが落ち込むだけでなく、食欲が低下してしまうことも。食欲が落ちると、ますます健康のバランスを崩してしまうことにつながります。
そんな時こそ栄養のある食事をとり、夏の不調を乗り切ることが大切です!今回は、食欲がないときでもどんどん箸が進む豚肉と梅のレシピをご紹介します♪

食欲のない日にもおすすめ。
さっぱり豚肉レシピで
疲労回復!
梅の酸味が食欲をそそる♪
さっぱり梅ダレ豚丼レシピ
材料(2人分)
- ・米 1.5合
- ・豚薄切り肉 200g
- ・ごま油 適量
- ・大葉 4枚
- ・梅干し 2個
- ◎ 醤油 大さじ1.5
- ◎ 砂糖 小さじ2
- ◎ みりん 小さじ1
- ◎ 料理酒 大さじ1
- ◎ きざみ海苔 お好み
レシピ
- 1.梅干しの種を取ってから実を包丁で叩いてペースト状にし、◎の調味料と混ぜます。
- 2.豚肉を食べやすい大きさに切り、1のタレに15-30分ほど漬け込みます。
- 3.フライパンにごま油を引いて熱し、豚肉を焼きます。
- 4.両面によく火が通ったら、梅ダレの残りを入れて全体に絡ませ、ひと煮立ちさせます。
- 5.器によそったごはんの上に、大葉・豚肉・きざみ海苔の順で盛り付けたら完成です!
豚肉はタレに漬け込む時間が長いほど、味がしっかりしみます。 余裕があれば一晩つけておくと、よりご飯が進む味わいになりますよ♪
おいしいだけじゃない!豚肉の効能
豊富なビタミンB1
ビタミンB1は、栄養素をエネルギーへ変換する際に必要となるビタミンです。ビタミンB1は「疲労回復のビタミン」ともよばれ、筋肉や神経の疲れを和らげるはたらきがあります。
そして豚肉のビタミンB1の含有量は、さまざまな食品の中でもトップクラス!比較する部位によって異なりますが、同量の牛肉に対して8~10倍にもなります。「疲れたな。食欲がないな」というときに、ぜひメニューに取り入れていただきたい食材です♪
ナイアシン
血行促進・拡張作用があるとされる「ナイアシン」は、血流を促し、冷え性改善の効果が期待できます。
オレイン酸
コレステロールを抑制する作用のある「オレイン酸」も、豚肉が多く含んでいる成分のひとつです。
ただしバラ肉など部位によっては脂身を多く含むので、豚肉を選ぶ際は、脂肪が少なく赤身の多い部位を選ぶようにしましょう。
特に、ヒレ肉や薄切りのもも肉などがおすすめです♪
※ビタミンB1は水溶性のため、煮たり茹でたりすると水に流れ出してしまうので、調理法には注意してくださいね。
豚肉+クエン酸で食欲増進!梅干しの効能
梅干しは、古くから日本に伝わる健康食材です。
梅干しの酸っぱさの秘密は、豊富に含まれているクエン酸。
梅干しやレモン、お酢などの酸っぱい味を想像するだけで、自然と唾液が分泌されたりしたことはないでしょうか。
クエン酸が持つ酸味には、食欲を増進したり、消化吸収を助けるはたらきがあります。「酸っぱさ」が舌に伝わることで、消化液が分泌されて胃や腸が活発になり、食欲が刺激されるのです。
また梅干しには、食欲不振を改善する以外にも、カラダに嬉しいさまざまな効果があります。
- ●免疫力をアップさせる効果
- ●ビタミンEによる抗酸化作用
- ●加熱した際に得られる、血流改善効果
- ●抗菌効果
- ●整腸作用 etc
注意点として、スーパーで売っている梅干しは、食べやすいように砂糖が多く加えられていることがあります。 知らず知らずのうちに糖分を過剰に摂ってしまわないよう、添加物の少ない梅干しが推奨です。 梅干し以外にも、トマトやポン酢も、豚肉に酸味を加える食材として有効です。
ナイアシン
血行促進・拡張作用があるとされる「ナイアシン」は、血流を促し、冷え性改善の効果が期待できます。
オレイン酸
コレステロールを抑制する作用のある「オレイン酸」も、豚肉が多く含んでいる成分のひとつです。
ただしバラ肉など部位によっては脂身を多く含むので、豚肉を選ぶ際は、脂肪が少なく赤身の多い部位を選ぶようにしましょう。
特に、ヒレ肉や薄切りのもも肉などがおすすめです♪
※ビタミンB1は水溶性のため、煮たり茹でたりすると水に流れ出してしまうので、調理法には注意してくださいね。
~おわりに~
本日は、豚肉と梅干しのコンビネーションによる「夏だる対策レシピ」をご紹介しました。
今回は丼でしたが、旬の夏野菜と組み合わせて炒めものにしても◎です。気温が高くなってバテやすくなるこれからの季節は、上手に食欲を刺激し、エネルギーになる食材を効果的に取り入れて乗り切っていきましょう!