(宮武靖子様について)
宮武靖子様は千葉県出身で、現在は江戸川区にお住まいです。靖子様もご主人もテニス経験あり。お子さんは3人で、いちばん上のお姉さんは小さい頃にクラシックバレエを、二番目のお兄さんはサッカー、そして末っ子の和佳ちゃん(10歳)はテニスを習っているスポーツ一家です。

※2014年取材 スタッフ、お客様の年齢、所属クラブは当時のものです。ご了承ください。

テニスに真剣に取り組む日々

和佳ちゃんは、いまどんなふうにテニスに取り組んでいるのですか。



和佳は今、小学校4年で、テニスを始めてもう4年目ですが、遊び気分ではなく、上手くなるために、とても熱心に取り組んでいます。

中学校では部活はきっとテニス部なのでしょう。本人は「テニスが強い学校に行きたい」とさえ言ってますし。

親の目から見ると、娘が、真剣に打ち込めることを、こんなに早く見つけてくれてとても嬉しいです。ひたむきにボールを追いかける娘の姿を見ていると、うらやましくなることもあります。

最初は、バレエにも興味があったけれど

和佳ちゃんがテニスを始めたきっかけは?

最初はお姉ちゃんと同じように、衣装が可愛いクラシックバレエがやりたかったみたいです。でもその時はバレエ教室に空きがなくキャンセル待ちの状態だったので、じゃあ、あんまり待っているのも何だから「テニスなんかどう?」と聞いてみたら、本人がやりたいというので、それでルネサンスのテニススクールに入りました。

そしたらテニスがよほど楽しいのか、それはそれは熱心に取り組むようになってくれて。

わたしも高校でテニスをやっておりました。自分自身、テニスをやっていてとても良かったと思うので、和佳がテニスに興味を持ってくれたのは嬉しいことです。

靖子様にとってのテニスの魅力

靖子様にとってはテニスはどんな点が「やってて良かった」と思えますか。

やっぱりテニスって、できるとカッコいいっていうか、自分で自分が好きになれるというか、気持ちに自信がつきます。

テニスは精神力を鍛えるのにもいいと思うんです。コートの上では一対一の戦い。ちょっとでもあきらめたり、気を抜いたりしたら、相手に打ち込まれて終わりです。運良く勝てるとかまぐれで何とかなるということがほとんどないスポーツで、コートに出たら自分だけが頼りです。

私は小さい頃から運動神経は割合にいい方で、小学校の時にスポーツで苦労したことはなかったし、だから中学校の時、テニスだって自分ならたぶんできるという軽い気持ちで始めたのですが、でも最初は難しくて上手くいかなくて。

スイートスポットに当ててるはずが当たっていない、相手のコートに上手くボールが飛んでいかない、そうなるとプレーにならないし、はた目にもカッコ悪いしで、最初は半泣きでした。

でも頑張って上達して、自分のイメージしたとおりに配球できて、最後は狙った場所にバカンと打ち込めて勝てるようになってくると、もうこんなに面白いことは他にないというぐらい楽しいんですね。

娘もきっと私と同じ面白さを感じているのかなと思います。

ご主人と和佳ちゃんも一緒にプレー

ご主人はテニスはなさいますか?

はい、主人もテニス好きです。結婚前は何度か主人とテニスデートしたこともありました。主人は野球やサッカーなど全般的にスポーツ好きで、テニスは社会人になってから習ったみたいです。

和佳の試合前には、主人が練習相手になっていることもあります。コートでの真剣な打ち合いを通じて娘の成長が確認できるのは、彼にとって、とても嬉しいことのようです。

テニスは相手がいないとできないスポーツなので、そういう意味では、家族のコミュニケーションにも良いと思います。親子3人でコートに行くこともよくあります。

主人と和佳は今とってもいい親子で仲がいいんです。でも女の子は大きくなると父親と疎遠になりがちともいうでしょう。だけどテニスができるかっこいいお父さんなら大丈夫なんじゃないかしら。大きくなった娘と父親とがテニスコートでラリーしあう姿なんて想像しただけでも素敵ですよね。

和佳にはこれからも生き生きした毎日を送ってほしいです。それが親としての願いであり喜びです。

※ 取材日時 2014年11月
※ 取材制作:カスタマワイズ