スマートウォーク&ランを体験!運動習慣が変わる新プログラムを紹介
ウォーキングやランニングは、手軽にはじめられる代表的な有酸素運動。無理をしなければ危険性も低く、自分の体調やペースにあわせて実施できるのが魅力ですよね。
ただし、ウォーキングやランニングにもテクニックは必要です。正しい動きを習得しないまま続けると、本来の運動効果が期待できないばかりか、かえって脚腰の負担になることも…。
そこでルネサンスで開発されたのが、効率的・効果的、かつ安全に行うためのプログラム・スマートウォーク&ランです。
今回は、毎朝のランニング効果に疑問を感じているライターが実際にプログラムを体験し、そのこだわりや特徴を開発者に聞きました。
新プログラム・スマートウォーク&ランとは?
スマートウォーク&ランは、ウォーキングやランニングを効果的に行う上で重要な正しい身体の状態を身につけるためのプログラムです。
歩く、走るといった運動機能は、病気やケガがなければ成長とともに自然と発達し、普段は特に意識せずに行っています。そのため、人によってさまざまなクセがあり、実はうまく身体を使えていないことが少なくありません。
スマートウォーク&ランでは、基本プログラムの中で、動作の土台となるバランスや重心の取り方を体感的に学びます。バランスが整うことで、脚が入れ替わる瞬間のブレが減り、着地の衝撃を反発力に変えてスムーズに動けるようになります。
身体を温めるウォーミングアップの要素もあるため、ウォーキングやランニングをする前に行うのが最も効果的とのこと。
走る前の準備として取り入れることで、運動効果を一段と高められるプログラムです。
スマートウォーク&ラン、実際に体験してみました!
ここからは、実際にスマートウォーク&ランのプログラムに参加し、身体の変化をリポートします。
身体を動かすのが好きで、引き締めるために毎朝ランニングをしてから仕事をはじめていますが、効果は今ひとつ。そんなときにスマートウォーク&ランのコンセプトを聞き、体験への期待が一気に高まりました。
今回は、15分のプログラムを体験することに。
教えてくれたヒト
- 高橋トレーナー
- フィットネストレーナーとして栄養・運動指導を担当。陸上競技の経験を活かしてランニング初心者からベテランまでを広く指導する。パーソナルトレーニングやイベントなどでのランニング指導でも活躍中。指導歴17年。
片脚立ちでバランスをチェック
まずは、自分のバランス感覚をチェックするところからスタート。両手を上にまっすぐ上げ、ゆっくりと片脚も上げて片脚立ちに。
左脚では安定して立てたものの、右脚ではバランスが取れずぐらぐら……。
普段の生活では気づかないけれど、こんなに左右差があるなんて、と思わず苦笑い。
この時点で、自分の身体のクセを客観的に知ることがトレーニングの第一歩だと感じました。
腹圧を高め、体幹部分の安定性を高める
次に、脚を肩幅に開いて、両手を組んだ状態で腕を胸の前にまっすぐ突き出し、お尻を後ろに突き出すようにしながら少しひざを曲げて前傾し、腕をひざとひざの間におろします。その状態からスクワットをすると同時に勢いをつけて腕を目線まで振り上げます。
バンドを付けて、お尻を使う感覚を養う
次のステップは、歩く、走るときに重要なお尻の筋肉を意識して使うためのトレーニング。
足首の少し上にバンドを巻き、軽くひざを曲げて股関節から身体を前傾させます。背筋は伸ばしたまま、ひざとつま先が同じ方向を向くように意識。
慣れない姿勢に、油断するとひざが内側に入りそうになりますが、高橋トレーナーがタイミングよく声をかけてくれるおかげで姿勢をキープできました。
じんわりとお尻が使われている感覚があり、普段のランニングでは太ももに頼りがちだったことを実感。
バンドを付けたまま、前後に歩く
続いて行ったのは、バンドを付けたまま前後に歩き、股関節から脚を動かす感覚をつかむトレーニング。
前傾の姿勢を保ちながら、股関節から動かす意識で数歩前に歩き、後ろ歩きで元に戻ります。すると、普段の歩行では感じたことのない、お尻の筋肉を使っている感覚が!ぐらつかないよう、しっかり脚を付けながら繰り返していると、じんわり汗をかいてきました。
バンドを外し、下半身全体の筋肉を刺激。
バンドを外してまっすぐに立ち、腕を振りながら脚踏み。
すると、お尻の位置がぐっと上がったように感じました。背筋も自然に伸び、全身の重心が安定しているのがわかります。
そのまま、上半身をまっすぐ起こしたまま、片脚を前に出してひざと股関節を曲げ、脚を入れ替える動きを連続で行います。
小さな動きですが、下半身全体の筋肉を使っているような感覚がしました。
正しい片脚バランスをインプット
お尻や下肢全体の筋肉を刺激した後に、目標とする正しいバランス感覚を覚えるトレーニングを行います。
両手を挙上し、片脚のひざを引き上げた状態から、その脚を前方に伸ばしながら上体を前傾させ、約3秒間バランスをキープします。
片脚立ちの状態を再びチェック!
最後に、最初に行ったバランスチェックをもう一度実施。
両手を上に挙げて片脚立ちに挑戦します。
すると…あれだけぐらついていた右脚で、驚くほど安定して立てるようになっていました!
ほんの15分のプログラムでここまで変わるとは思わず、思わず「すごい!」と声が出てしまうほど。
高橋トレーナーもすかさず「しっかり立てていますね!」とほめてくれたので、短時間ながら、自分の身体の使い方が確実に変わったのを実感しました。
プログラム開発者に聞く!スマートウォーク&ランの目的と効果
体験を通して感じたのは、「たった15分でも身体の使い方が変わる」ということ。
どうしてこのプログラムでそんな変化が生まれるのか、その理由を知りたくて、スマートウォーク&ランの監修者に、開発の背景や目的、効果などを伺いました。
教えてくれたヒト
- スマートウォーク&ラン監修者
髙橋 良 - ルネサンス本部でさまざまなプログラムを企画・開発する傍ら、30年以上にわたりプロのランニングコーチとして活躍している。自身は高校時代からランニングをはじめ、これまでにフルマラソンの完走歴は140回以上。
--スマートウォーク&ランを開発したきっかけを教えてください。
これまで開催してきたランニングイベントや、トレーナーとしての指導の中で、間違った身体の使い方が原因で効果が出ない人が多いと感じていました。
ひざが内側に入ったり、腰を反らせたまま走っていたり…ランニングやウォーキングは誰でもできる運動ですが、その気軽さゆえにフォームを意識せず自己流になりがちなんです。
ルネサンスでは以前から、ランニングイベントなどで正しい姿勢やバランスの重要性を伝えてきました。
そのノウハウを元に、プログラムとして取り入れられるよう体系化したのが、スマートウォーク&ランです。
--片脚で立てるようになると、どのような変化が起きるのでしょうか?
大きく分けて、トレーニング効果の向上とケガの予防の2つです。
例えば、下半身の引き締めを目的にトレーニングをしていても、フォームが悪いと太ももばかり使ってしまい、でも片脚でバランスよく立てるようになると、本来使うべき、お尻や体幹の筋肉が自然に使えるようになり、トレーニングの効率が格段に上がります。
もうひとつは、ケガを防げること。片脚バランスが良いということは、着地の時の加重が一直線上になっていて、ひざや腰などに過剰なストレスがかかっていない状態といえます。そのためウォーキングやランニングで痛みが出やすい部位のケガをしにくくなります。
--スマートウォーク&ランは、どんなタイミングで取り入れると良いでしょうか?
一番のおすすめは、ウォーキングやランニングの前です。
テニスや野球などのスポーツでは、ウォーミングアップ後に素振りなどをして実際の動きを確認してからプレイしますが、ウォーキングやランニングの場合、軽い準備運動だけで動きはじめてしまうことが多いですよね。
プログラムや、トレーニング前の準備運動としてスマートウォーク&ランに参加し、正しい身体のバランスをインプットしてから次のエクササイズを行ってみてください。身体の使い方が大きく変わると思いますよ。
--ウォーキングやランニングに取り組む方に、メッセージをお願いします。
1人で運動していると、どうしても速さやスピードといった定量的な目標を追ってしまいがちです。
でも、大切なのはどんな動きをしているかという質の部分。
私たちは、効率的でありながらも効果的に、かつ安全に、頭を使ってランニングやウォーキングに取り組もうという思いを込めて、プログラムにスマートウォーク&ランという名前を付けました。
このプログラムを通して、ウォーキングやランニングが自分の身体と向き合う時間になればうれしいです。楽しく、長く運動を続けるためにも、ぜひ試してみてください。
~おわりに~
スマートウォーク&ランを体験して驚いたのは、身体のバランスの変化をすぐに実感できたこと。
プログラム体験後に少し走ってみましたが、走り自体も軽くなった印象があり、これまで漫然と走っていたことがよくわかりました。
定期的にスマートウォーク&ランを受講し、良い状態を維持することができれば、これまで以上にランニングを楽しめそうです。
ランニングやウォーキングを続けている方はもちろん、これから運動を始めたい方にもおすすめ。
頑張るではなく気持ちよく動く感覚を取り戻せるのが、スマートウォーク&ランの大きな魅力だと感じました。
みなさんもぜひルネサンスのスタジオでプログラムを体験してみてください!
スマートウォーク&ランのご案内
取材・文/藤巻史