
最適なトレーニングが見つかるルネサンスの「カラダチェック」とは?
ルネサンスでは、入会時に自分の身体の状態を正確に把握できる「カラダチェック」を実施しています。
「なんとなく運動をはじめるのが不安」「自分に合ったメニューがわからない」と感じている方にとって、スタート前の不安を取り除く心強いプログラムです。
今回の記事では、「カラダチェック」の内容や測定方法、実際に受けてみた体験レポートのほか、トレーナーのインタビューを通じて、その魅力と活用法をご紹介します。

教えてくれたヒト
- スポーククラブ ルネサンス
蓮池トレーナー - 株式会社ルネサンスに入社後、フィットネストレーナーとしてスタジオレッスン、パーソナルトレーニング等の指導を行う。現在はフィットネス事業の企画・開発、品質管理に携わる。
ルネサンスの「カラダチェック」とは?内容と流れを紹介
ルネサンスでは、入会時に「カラダチェック」という独自の身体評価プログラムを実施しています。
目的は、お客様一人ひとりの身体の状態を正確に把握し、その人に合った運動や過ごし方を提案すること。
これにより、無理や無駄のない効果的なトレーニングが可能になります。
カラダチェックの内容は、大きく2つの測定で構成されています。
体成分チェック

まず行うのは、体成分を測定する「InBody(インボディ)」という機器によるチェック。
筋肉量や体脂肪率はもちろん、左右の筋肉バランスや部位ごとのコンディションまで、細かく見える化してくれます。
※カラダチェックでは体脂肪率から換算できる筋肉量率(%MV)に着目しています。
筋力チェック

次に行うのは「筋力チェック」。異なる高さの椅子から片足で立ち上がるシンプルな動作を通じて、筋力レベル(WBI)をチェック。
※WBIとは「weight Bearing Index」の略称で筋力の指標となります。
シンプルながらも、筋力を簡単にチェックできる実用的なテストです。
所要時間は全体で約15分。測定が終わると、トレーナーがその場で結果をもとに身体の状態をわかりやすく解説。
さらに、一人ひとりに合った運動やサービスなども含めて、ルネサンスの過ごし方を提案してくれます。自分の身体に対する理解が深まることで、より効果的な運動の第一歩を踏み出すことができるでしょう。

スポーツジムがはじめての方でも、長らく計測していなかった方でも、まずは気軽に参加してみてください!
実際に体験してみた!
筋肉量と筋力のギャップはこうして見える

実際にルネサンスの「カラダチェック」を体験してみることに。
受付・着替えを済ませたあと、まずはトレーナーからカラダチェックの目的や流れについて簡単な説明を受けました。はじめてでもわかりやすく、安心して臨める雰囲気でした。
体成分チェック:筋肉の量とバランスを数値で把握

まずは、InBodyによる体成分の測定からスタート。靴と靴下を脱ぎ、専用の測定機器に乗って数分間で完了。
筋肉量や体脂肪率、部位ごとのバランスまで、思った以上に細かくデータが出るのに驚きました。
注目したいのは、「全体的な筋肉量」と「体脂肪率」。例えば、体重がそこまで重くなくても、体脂肪率が高ければ、実は筋肉が足りていない「かくれ肥満」の可能性もあるそうです。
測定結果を見て感じたのは、「自分の身体は見た目や体感と中身でこんなに違っていたのか」という気づき。体重や服のサイズではわからない本当の状態が数値として明らかになることで、自分の身体をより深く理解するきっかけになりました。

自分が目指す方向へ正しく進んでいくために、気になったときはInBodyで身体の状態を確認してみましょう。
筋力チェック:筋力を立ち上がり動作でチェック

次に、筋力チェックへ。40cm・30cm・20cm・10cmと高さの違う4つの椅子から片足で立ち上がり、3秒間キープ。
トレーナーがチェックするポイントは、高い椅子から順にチャレンジしていき、「どこまで片足で立てるか」。筋肉量があっても、それをうまく動作に活かせていない人は意外と多いそうです。
驚いたのは、普段デスクワーク中心の生活をしているライターの私でも、意外とスムーズに立ち上がれたこと。週に一度通っているホットヨガのおかげで、柔軟性や体幹が鍛えられていたのかもしれません。

測定結果のフィードバック:筋肉量と筋力のバランスを確認
カラダチェックを受けると、その場でトレーナーが結果を見ながら、体成分チェックと筋力チェックの両方を比較してくれます。

今回の結果では、「持っている筋肉に対して、しっかり筋力を発揮できていますね。バランスは問題なしです!基礎的な筋力もきちんとついていますよ」と、トレーナーさんからうれしい評価!
とはいえ、筋力の使い方は良くても筋肉量そのものは、そこそこという結果。そのため「軽めのジャンプ系プログラムや柔軟性を重視したヨガクラスなら問題ないのですが、格闘技系や長距離ランニングのような高負荷の運動はケガのリスクがある」とのアドバイスをもらいました。
つまり、「筋力は発揮できているけれど、筋肉量をもう少し底上げすることが、今後の運動の幅を広げるカギになる」ということです。
これからの目標は、「柔軟性を保ちつつ、無理なく筋肉量を増やす」こと。ストレッチを続けながら、無理のない筋力トレーニングを取り入れることで、怪我のリスクを抑えつつ活動の幅を広げられると教えてもらいました。
蓮池トレーナーインタビュー
――測ることで自信とやる気につながる
最後に、カラダチェックを監修しているルネサンスのトレーナー、蓮池拓矢さんに、テストの狙いやお客様からの反応について伺いました。

--カラダチェックを開発した背景を教えてください
カラダチェックを開発した背景には、多くの方がなんとなくの感覚で運動を始めてしまっていたということがあります。思うように成果が出なかったり、誤ったフォームや過度な負荷で続けて、ケガにつながったりするケースが少なくないと感じていました。
そうした課題を解決するために、「自分の身体の今の状態を客観的に知る」ことができるプログラムが必要だと思ったのです。
今の状態を正確に把握できれば、なりたい方向に正しく進むための運動プランも立てやすくなりますし、モチベーションの維持にもつながります。
--WBIという筋力の指標はルネサンス独自のものですか?
いいえ、「筋力チェック」はルネサンス独自のものではなく、スポーツや理学療法の世界で広く、一般的に使われている筋力の指標です。
InBodyなどの体成分測定機は他クラブにもありますが、それに加えて動作を評価する「筋力チェック」を組み合わせているのが、ルネサンスの特徴です。
2つの視点から身体を見られるので、単なる数値ではなく「どう動けるか」まで踏まえた運動指導が可能になります。
--持っている筋肉量と発揮する筋力にギャップがあった場合、どのような提案をされるのですか?
■カラダチェックの評価

ギャップがあるタイプは「セーブ型」「オーバー型」の2種類があります。
「セーブ型」は、持っている筋肉量に対して筋力を発揮できていないタイプ。背骨や股関節まわりが固まっている可能性があるので、柔軟性を高めるストレッチ運動を提案します。
「オーバー型」は、持っている筋肉量に対して筋力を発揮しすぎているタイプ。このタイプは交感神経が優位に働いている可能性があるので、ピラティスやヨガなど、呼吸にもアプローチできるプログラムや軽く息が弾む程度の有酸素運動を行うことをおすすめしています。
--これから運動をはじめたい方、身体の状態が気になっている方に向けて、一言お願いします!
まずは、いっしょに今の身体の状態を確認してみましょう。自分が思っている姿とは違うこともありますし、想定していた結果と同じだった、ということもあると思うのですが、まずは測ってみないとわかりません。
トレーナーはプロなので、さまざまな方の身体の状態を見てきています。ぜひお任せいただければと思います!