サウナのあとの水風呂は必要?効果やクールダウンのコツも紹介

サウナの後には水風呂に入りますが、「本当に必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。特に「水風呂が苦手」「冷たくて無理」という声は、サウナ初心者からよく聞かれます。実際のところ、水風呂にはどんな効果があり、どのように入れば良いのでしょうか?

この記事では、「水風呂はサウナ後に本当に必要なの?」という疑問に答えつつ、得られる効果や正しい入り方、苦手な人でも安心してクールダウンできる代替方法について解説します。

イメージ画像

教えてくれたヒト

スポーククラブ ルネサンス
白鳥 雅和
長野県出身。子供の頃から温泉やサウナが身近にあり、趣味はテニスと温泉・サウナ巡り。サウナで「ととのう」感覚を知ってから、その奥深さに魅了され、サウナ・スパ 健康アドバイザーの資格を取得。「もっと多くの方に温浴やサウナの楽しみ方を広めたいと考えています」。

サウナ後の水風呂は本当に必要?

「サウナのあとに水風呂へ入る必要はある?」と疑問に感じる方は多いでしょう。結論からいえば、水風呂は必須ではありません。

重要なのは、「冷やすこと」自体よりも、サウナで温まった身体をクールダウンさせてリラックス状態へ導くこと。確かに、水風呂に入ることで血管が収縮し、自律神経が整うといわれていますが、体調や好みに合わせて無理のない方法を選ぶことが何より大切です。

サウナと水風呂のセットで得られる効果とは?

サウナと水風呂をセットで利用すれば、心身にさまざまな良い影響が期待できます。それぞれの主な効果は、以下のとおりです。

<サウナで身体を温める効果>
  • ●身体を芯から温める
  • ●血行が促進される
  • ●発汗によってスッキリ感・爽快感を得られる
<水風呂で身体を冷やす効果>
  • ●一気に身体が冷却される
  • ●毛細血管が収縮し、肌が引き締まる
  • ●自律神経が刺激され、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになることで、心身のコンディションがととのいやすくなる

「温める(サウナ)」→「冷やす(水風呂)」→「休憩する」という流れを繰り返すことを「温冷交代浴」と呼びます。この一連の流れによって心身がリラックスし、「ととのう」と表現される深いリフレッシュ感を味わえる人も多いようです。

関連記事: サウナで“ととのう”理由とは?サウナの種類と得られる効果について

スタッフアイコン
サウナで身体をしっかりと温めたあとに水風呂でクールダウンし、さらに休憩を挟むことで、心身が深くリラックスし、「至福の瞬間」と感じるほど心地よい状態へと導かれます。 特に、脳の疲労が取れて睡眠の質が向上する効果は、多くの方が実感しやすいでしょう。

おすすめのサウナ×水風呂の入り方

サウナと水風呂の効果をより実感しやすくするためには、基本の入り方を知っておくことが大切です。一般的には、以下の流れがよく取り入れられています。

<基本のサイクル(1セット)>
  • ●サウナに約10分入る
  • ●水風呂に約1分入る
  • ●休憩を5~10分取る

このサイクルを1~3セット繰り返すのが目安とされています。入浴前後の水分補給も忘れずに行い、無理のない時間設定を心掛けましょう。

また、多くのサウナ施設には「ととのい椅子」やリクライニングスペースが用意されているので、クールダウン中はリラックスした姿勢で身体を休めるとより効果的です。

関連記事: 初心者でも安心!正しいサウナの入り方と心掛けたいマナーとは?

スタッフアイコン
水風呂に入る際には、掛け湯で汗をしっかりと洗い流してから入ること。心臓への負担を避けるため、手や足など心臓から遠い部分からゆっくりと水に浸かりましょう。冷たさに慣れないうちは、無理をせず1~2分程度の短時間にとどめることが重要です。
冷たすぎる水風呂を避けるのも、身体への負担を軽減するためのポイントです。

水風呂が苦手な方へ:無理のないクールダウン方法

水風呂が苦手な方には、まずはシャワーでのクールダウンをおすすめします。水風呂のような強い刺激がなく、温度調整もしやすいため、サウナ初心者でも無理なく取り入れやすい方法です。

具体的には、はじめにぬるめのシャワーからスタートし、少しずつ温度を下げていくのがポイント。こうすることで身体への負担を抑えながら、しっかりとクールダウンができます。目安となる水温は、15~20度前後。手を当てたときに「冷たいけれど耐えられる」と感じる程度を意識するとよいでしょう。水を浴びる時間は、1~2分ほどが目安で、心地よいスッキリ感を得やすくなります。

スタッフアイコン
体調やその日のコンディションによって無理のない温度を選ぶことが大切です。水風呂に抵抗がある場合でも、最初は温かい温度からスタートし、徐々に冷たくしていけば、「冷やすこと」に身体が慣れていきます。
無理せず、自分にとって心地よいペースを大切にしてください。

効果的なクールダウンのコツは「自分に合った方法を見つけること」

サウナ後のクールダウンでは、心身を落ち着かせることが何よりも大切です。効果的にととのうためのコツは、「どうリラックスするか」を意識して、自分に合ったクールダウン方法を見つけることです。

水風呂が苦手な方は、無理に入る必要はありません。シャワーを使った方法でもじゅうぶんクールダウンの効果は期待できます。
シャワーのあと、外気浴や休憩スペースでゆっくりと深呼吸をしながら、心拍数が落ち着くのを感じる時間も大切にしましょう。自分の呼吸や鼓動に意識を向けることで、心身がリセットされ、より深いリラックス状態へと導かれます。

クールダウンの目的は、「冷やすこと」だけではなく「落ち着くこと」。サウナ後のクールダウンを、自分だけの特別なリラックスタイムとして楽しんでみてください。

スタッフアイコン
ととのう感覚には個人差がありますが、リラックスできているかどうかがポイントになります。身体の水分をしっかり拭き取り、目を軽く閉じて深呼吸することで、自然と心が落ち着いてきます。
自分にとって無理のない、心地よい状態を大切にしましょう。

サウナ習慣をルネサンスでスタートしよう

スポーツクラブ&サウナスパ ルネサンスでは、オートロウリュウ、水風呂、コールドシャワ―、ととのい椅子など、多彩な設備を完備。

月会費のみで毎日利用できるため、ストレス解消やリフレッシュを日常に取り入れたい方にもはじめやすく、サウナ習慣を無理なく続けられます。
 ※設備は店舗により異なります。

関連記事: ルネの「サ活」サウナ特集!

スタッフアイコン
ルネサンスのサウナ&水風呂、シャワー設備は、全社で温度・湿度・アイテムを標準化。どの店舗でも快適な環境でご利用いただけるよう努めています。
サウナがはじめての方でも、自分のペースで無理なく楽しめる環境です。はじめての方も安心してご利用ください!

スポーツクラブ&サウナスパ ルネサンスでは、見学や体験も、随時受付中です。まずは気軽に足を運んで、施設の雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。

アイコン 見学・体験のご案内

s

見学予約・入会については
お近くのルネサンスクラブで

北海道・東北
関東
東京
中部・北陸
近畿
中国・四国
九州・沖縄