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ベビースイミングとは?赤ちゃんの発達につながる水泳の効果を解説

0歳からはじめられるベビースイミングは、赤ちゃんと保護者のコミュニケーションの場となるだけでなく、双方にとってさまざまなメリットが期待できます。ベビースイミングはどのようなレッスン内容で、どんな効果があるのか気になる方もいるでしょう。

本記事では、ベビースイミングの内容や効果、はじめられるタイミングについて詳しくご紹介します。

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教えてくれたヒト

株式会社ルネサンス
土屋コーチ
スイミングコーチとしてスイミングスクールの指導を経験したのち、スイミング事業チームにてスクールの運営・管理業務に携わる。

ベビースイミングとは
生後数ヶ月の赤ちゃんや幼児を対象とした水泳スクールのこと

ベビースイミングとは、その名のとおり生後数ヶ月の赤ちゃんや幼児を対象とした水泳のことです。
ベビースイミングでは子供が保護者とともに楽しみながら水に慣れることで、水への順応性を自然に引き出し、心身の発達につながると考えられています。

ベビースイミングの細かいレッスン内容は水泳教室やスポーツクラブごとに異なりますが、ここではルネサンスのベビースイミングを例にご紹介します。

<ベビースイミングのレッスンの流れの例>
  1. リズム体操
  2. マッサージ&ストレッチ
  3. シャワー
  4. 水慣れ
  5. 水中練習(浮く、潜る、ジャンプなど)
  6. リズムレッスン
  7. 保護者トレーニング
  8. 自由遊び

一般的なスイミングスクールでは、泳ぎ方の習得がおもな目的です。その点、ベビースイミングは赤ちゃんや幼児が水に慣れることを目指しており、レッスンは簡単な水中運動やレクリエーションが中心です。

また、ベビースイミングは親子で参加するため、水の中でスキンシップを図りながらコミュニケーションを深められます。子供同士や保護者間でもコミュニケーションの輪を広げることも期待できるでしょう。

なぜ赤ちゃんからはじめるといいの?

スイミングスクールは保育園・幼稚園や小学校に入ってからでもはじめられますが、赤ちゃんの時期からベビースイミングをはじめるとよいといわれています。
その理由は、赤ちゃんは生まれる前から母親の胎内で過ごしているため、胎内環境に似た水に適応しやすく、ベビースイミングによって水中で安全に動く能力を身につけられるからです。

また、赤ちゃんの脳は、新しい経験を重ねることでより豊かに発達するといわれています。ベビースイミングを通して親子で新鮮な経験を積むことで、赤ちゃんの認知機能の発達も期待できるでしょう。

ベビースイミングをはじめるタイミングは?

ベビースイミングの多くは、生後6ヶ月から参加することができます。ルネサンスの「親子ベビーコース」も、生後6ヶ月から参加可能です。

一般的に、赤ちゃんにとって生後6ヶ月というタイミングは首がすわり、身体のつくりもしっかりしてくる時期であるため、多くのスイミングスクールが生後6ヶ月から参加可能としていると考えられます。

ベビースイミングの赤ちゃんへの効果は?

ベビースイミングに参加することで、赤ちゃんにとってさまざまな効果が期待できます。ここでは大きく4つに分けてご紹介します。

脳や運動機能の発達促進

赤ちゃんの脳は、新しい経験を重ねることで発達していきます。ベビースイミングなら日常生活では体験できない水中での運動やレクリエーションを楽しめるため、認知機能の発達が期待できるでしょう。

また、生まれてから1歳までは、特に運動機能の成長が著しい時期です。この時期の赤ちゃんには寝返りやハイハイ、つかまり立ちなどの運動機能に大きな成長が見られます。
このタイミングでベビースイミングに参加することで、陸上で使うものとは異なる筋肉を刺激する機会が増え、より大きな運動機能の発達が期待できるのです。

水への恐怖心の克服につながる

赤ちゃんや幼児は水への恐怖心が強いケースが多く、顔に少しだけ水がかかっただけで大泣きしてしまうことも珍しくありません。ベビースイミングを通して水に慣れておけば早期に恐怖心を克服でき、お風呂を嫌がらなくなる効果も期待できます。幼稚園・保育園や小学校の水泳の授業も、安心してスタートできるでしょう。

集団生活への適応

ベビースイミングは、他の赤ちゃん、保護者、コーチとの交流を通じて社会性を育むよい機会です。レッスンは集団で受けるため、ほかの赤ちゃんや保護者、コーチと自然にコミュニケーションをとることになります。そのため、幼稚園や保育園での集団生活に向けて社会性を身につけることにもつながります。
また、同年代のお友達ができることで家庭での日常生活とは異なる刺激を受けられ、赤ちゃんにとっても大切な経験となるでしょう。

生活リズムが整いやすくなる

水中で身体を動かすと、赤ちゃんや幼児はたくさんの体力を使います。そのため、ベビースイミングに通うことで夜にスムーズに入眠できたり、授乳や食事に対して積極的になったりして、生活リズムが整いやすくなる効果も期待できます。

こちらの記事では、幼児向けのスイミングスクールの内容や効果について詳しく解説していますので、参考にしてください。
5歳までにはじめる水泳にはどんな効果がある?レッスン内容も紹介

ベビースイミングの保護者への効果は?

ベビースイミングを通して親子のコミュニケーションの質を向上できれば、子供だけでなく保護者にとっても心身の健康に良い効果が期待できます。ここでは、保護者に対して期待できる3つの効果をまとめました。

子供とのコミュニケーションの機会が増える

ベビースイミングでは、赤ちゃんや幼児は保護者に抱っこされた状態でプールに入ります。子供とのスキンシップの機会を増やせるため、自宅ではゆっくりとコミュニケーションをとれない場合にもおすすめです。

保護者様同士でのコミュニケーションも生まれる

ベビースイミングは保護者様も参加するため、自然と保護者様同士のコミュニケーションの機会も生まれます。スイミングへ通うことでママ友やパパ友ができたり、子育てに関する情報交換にもつながったりと、家庭外での交流によるストレス解消・リフレッシュ効果も期待できるでしょう。

健康促進

水中で行う運動は陸上よりも負荷が少なく、筋肉や関節への負担も抑えられます。そのため、運動不足の方や運動が苦手な方でも、水中で簡単な運動をするだけで健康促進につながります。産後のエクササイズやダイエットをしたい方にも最適です。

ルネサンスの親子ベビースイミングの特徴

スポーツクラブのルネサンスには、生後6ヶ月からはじめられる「親子ベビーコース」があります。赤ちゃんや幼児だけでなく、保護者も効果を実感できるカリキュラムが充実しているため、ベビースイミング選びに悩んだ際には参考にしてみてください。

<ルネサンスの親子ベビーコースの特徴>
  • ● 陸上でのベビーマッサージやリズム体操によって、親子のスキンシップの機会が増える
  • ● リズム体操や歌遊びを通して、楽しみながら自然に水に適応できる
  • ● 水中歩行、もぐる、浮く、立ち飛び込み、キックを取り入れたカリキュラムによって、泳ぎの基礎を習得できる
  • ● 保護者向けのトレーニング時間も設けている

ジュニアスイミングスクール/親子ベビーコース

ベビースイミングは子供と保護者にとって通いやすいスクール選びが大切

赤ちゃんや幼児がベビースイミングで水に慣れたり、水中での親子のコミュニケーションを図ったりするためには、楽しく通えるスクールを選ぶことが大切です。見学や体験レッスンを通して、子供がリラックスして参加でき、なおかつ保護者も無理なく継続できるスクールを選びましょう。

ルネサンスのスイミングスクールでは、生後6ヶ月から参加できる親子ベビーコースをご用意しています。体験や見学も可能なので、お近くのクラブをご確認の上、WEBまたはお電話からご予約ください。
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