プロテインでたんぱく質不足を解消!
ダイエットと美容に効果あり

プロテインはたんぱく質のことですが、日本では手軽にたんぱく質を補うことができる栄養補助食品(サプリメント)を指すことが多いです。運動をしている人はもちろん、そうではない人にとっても、プロテインにはさまざまなメリットがあります。
今回は、新たに発売したルネサンスのオリジナルプロテイン「Reオリジナル ホエイプロテイン」の開発に携わった管理栄養士の石神咲希に、開発に至った経緯や想い、プロテインをとることのメリットなどを聞きました。

日本人はたんぱく質が不足している?

健康維持のために、欠かせない栄養素として知られているたんぱく質。しかし、現代の食生活においては、たんぱく質が不足している人が意外と多いようです。なぜ、たんぱく質は不足してしまうのでしょうか。

イメージ画像

「年齢や性別によって異なりますが、たんぱく質の理想的な摂取量は、1日に摂取するエネルギー量の13~20%といわれています。日常的に運動をしない方なら、体重1kgに対してたんぱく質1.0g程度が目安です。定期的な運動をする方なら1.5g、アスリートなど運動量が多い方は2.0g程度が目安となります。
現代の日本では食生活が豊かになり、食の選択肢も非常に豊富です。その一方で、外食やダイエットなどによって、栄養バランスが偏りがちな方が多いのが現状です。日本人の平均的なたんぱく質の摂取量は、目標量に比べて少ないというデータもあるんです」

たんぱく質不足に陥りやすい食習慣

たんぱく質は肉や魚などにも多く含まれますが、種類や部位によって含有量は異なります。また、肉や魚には脂肪など、ほかの成分も含まれているので、「きちんと食事でとれていると思っていても、実はたんぱく質が足りていない方は多い」と石神は言います。
その中でも、特にたんぱく質不足に陥りやすいのは、どのような方なのでしょうか。

イメージ画像

「まず気をつけていただきたいのは、ダイエット中の方。摂取エネルギーを抑えようとすると栄養バランスが崩れやすくなる上、必然的にたんぱく質の摂取量も少なくなってしまいます。
また、朝食を抜くなど、欠食習慣のある方も注意が必要です。1日2回、または1回の食事だけでは、なかなかたんぱく質の必要量を満たすことは難しいでしょう。たんぱく質不足を防ぐには、朝昼夕の食事をきちんととることが大切です」

たんぱく質不足が健康や美容に与える影響とは?

では、たんぱく質が不足すると、体にどのような影響があるのでしょうか。

「たんぱく質は、体づくりに欠かすことのできない栄養素。筋肉や臓器、髪、爪、肌、血管などは、すべてたんぱく質でできているんです。
また、たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち9種類は、体内で合成することができません。これらは必須アミノ酸と呼ばれ、食事によって体外から摂取する必要があります。

たんぱく質が不足すると、健康面はもちろん、肌や髪など美容面にも悪影響を及ぼしてしまいます。さらに、筋肉を作るたんぱく質は、ダイエットにも大きな関わりがあります。
体重を落とすだけではなく、引き締まったスタイルを手に入れるには筋肉が必要です。筋肉が増えると基礎代謝も上がるので、やせやすい体づくりを目指すためにも、たんぱく質はとても重要なんです」

たんぱく質不足解消に役立つプロテイン

たんぱく質不足に陥らないためには、朝昼夕の3度の食事で、栄養バランスの整った食生活を心掛けることがベストです。しかし、食事だけで必要なたんぱく質をきちんととるのはなかなか難しいもの。たんぱく質不足はどのように解消したらいいのか、石神に聞きました。

イメージ画像

「もし食事を抜いている場合は、まず3食食べることを目指しましょう。用意するのが面倒、朝からしっかり食べられないという場合は、手の込んだメニューでなくても、おにぎり1個、牛乳1杯でもいいんです。

次に、普段の食事の中で、たんぱく源になる食べ物がどれくらいあるかを考えてみてください。肉や魚、卵、大豆製品そして乳製品など、たんぱく源になる食材はさまざまですが、目安として各食品が片方の手のひらくらいの大きさで、おおよそ15g程度のたんぱく質がとれるといわれています。卵なら2個くらい、魚なら切り身1枚分くらいですね。1日に必要なたんぱく質量は人それぞれですが、運動量や強度などを参考に1.0~1.5g/kg体重くらいを目安として、ご自身に必要なたんぱく質がとれているかを考えてみましょう!」

不足分を補うのに手軽なプロテイン

普段の食事を振り返ってみたら、「こんなにたんぱく質が足りないの?」と驚かれる方もいるでしょう。とはいえ、たんぱく源となる食材を、朝昼夕の食事でしっかりとるのはたいへんなこと。
「不足分を補うのにぜひ取り入れていただきたいのがプロテインです」と石神は言います。

「プロテインは、たんぱく源の食品から作られた粉末状のサプリメントです。牛乳を原材料とした『ホエイプロテイン』や、大豆由来の『ソイプロテイン』といった種類があり、水に溶かして飲むだけで、誰でも手軽にたんぱく質を摂取できます。
必要なたんぱく質を毎日とろうとすると、食事だけでまかなうのはたいへんだと感じる方が多いのではないでしょうか。プロテインなら、そんなときでも手軽に効率良く、足りないたんぱく質を補うことができるんです」

トレーニング後以外でプロテインをとるメリット

一般的には、トレーニング後に飲むイメージのあるプロテイン。しかし、それ以外にも、飲むタイミングを工夫することで、さまざまなメリットがあるそうです。

イメージ画像

「日常のたんぱく質不足を補う場合、まずは明らかに不足している食事のカバーにプロテインを活用していただくといいと思います。例えば、普段朝ご飯を食べるのが難しいのであれば、朝食の代わりにプロテインを。また、忙しくて「麺や丼物だけ」などの簡単な食事になってしまった場合にプラスしたり、食事と食事の間隔が空いてしまうとき、間食にプロテインをとったりするのもおすすめです。
次の食事までの時間が長いと、そのあいだに筋肉が分解されたり、ドカ食いを招いてしまったりすることがあります。手軽にたんぱく質がとれるプロテインは、ダイエット中の間食にも効果的なんです」

ルネサンスオリジナルプロテインとは?

多くの人が抱えるたんぱく質不足を解消したい――そんな想いから生まれたのが、ルネサンスのオリジナルプロテイン「Reオリジナル ホエイプロテイン」です。
そこには、「プロテインは初めて」という方でも挑戦しやすい、多くの工夫がなされています。

毎日続けやすい量と味

「1回分の量は、水に溶かした状態でおよそ80~100cc。コップ半分くらいの量で、約15gのたんぱく質をとることができます。無理なく飲める量なので、手軽に続けやすいのがポイント。
ココアミルク風味とミックスベリー風味の2種類で、『プロテインは飲みにくい』という一般的なイメージを覆すような、さっぱりと飲みやすいフレーバーになっています」

50代以上のたんぱく質不足も解消

企画から発売まで、開発にかかった期間は約2年。石神も管理栄養士として、さまざまな視点からアドバイスを行ったと言います。その背景には、特に50代以上の方のたんぱく質摂取に課題があるという現状がありました。

イメージ画像

「厚生労働省が定める日本人の食事摂取基準では、2020年度の改定で、総エネルギー量に占めるたんぱく質由来エネルギー量の割合の下限が50歳以上で13%から14%に、65歳以上では13%から15%に引き上げられました。
一日に必要とされるたんぱく質の量は活動量によって違いますが、ヨガなど軽い運動をしている50歳以上の女性で68~98g、男性で91~130gです。

しかし、最近の国民健康・栄養調査を見ると、軽い運動をする50代女性で、1日あたりの目標値に対して約18gのたんぱく質が不足しています。50代男性でも、運動をしない人で14g、軽い運動をしている人で31gのたんぱく質が足りていません。

これらの不足分を補うのにちょうどいいように、『Reオリジナル ホエイプロテイン』は、1回分のたんぱく質含有量が約15gと、オーバースペックにならない量になっています」

イメージ画像

ダイエットや美肌を目指す方におすすめ

サッと水に溶かすだけで、ジュース感覚で飲みやすい「Reオリジナル ホエイプロテイン」。どのような方におすすめなのでしょうか。

「まずは、普段の食事だけではたんぱく質が足りない方や、欠食などで栄養バランスが崩れやすい方。さらに、ダイエット中の方や、『肌荒れが気になる』『最近髪にハリがない』『疲れやすい』といった悩みを持つ方にもおすすめです。
先程、『片方の手のひらサイズを目安にたんぱく質を摂取する』とお話ししましたが、実際には、毎食・毎日必要な量を摂取できるかというと…、少しハードルが高いですよね。そんな場合でも、プロテインをうまく活用すれば、不足したたんぱく質を無理なく補えます。この商品が多くの皆様にとって、ご自身の食生活を意識するきっかけになれば、とてもうれしいです」

~おわりに~
総合スポーツクラブのルネサンスオリジナルのプロテイン「Reオリジナル ホエイプロテイン」は、全国のルネサンスクラブのほか、公式オンラインショップでもご購入が可能です。
健康や美容、そして痩せやすい身体づくりのために普段の食生活にプロテインをプラスしてみてはいかがでしょうか。
Reオリジナル ホエイプロテイン

スタッフ画像

記事監修

株式会社ルネサンス 管理栄養士 石神 咲希

フィットネストレーナーとして栄養・運動指導を経験したのち、現在はボディメイク系プログラムの開発や、自治体向け栄養セミナーの講師、さらにジュニアアスリートへの栄養サポートなど、さまざまな分野に携わる。