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足裏を鍛えるメリットとは?
ストレッチで柔軟性を保とう

普段、足裏はあまり意識することのない部位かもしれません。しかし、足裏には歩行や運動を支える重要な部位が存在します。不調が起こりやすいとされる「扁平足」やケガを防止するためにも、足裏を鍛えることは大切です。
そこで今回は、足裏を鍛えるメリットや、効果的なストレッチの方法をご紹介します。また、足全体を健康的に支えてくれる、おすすめグッズについても見ていきましょう。

足裏を鍛えるメリット

足裏を鍛えることで、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。まずは、その3つのメリットをご紹介します。

メリット1 扁平足の予防になる

扁平足とは、土踏まずのアーチ部分が低くなり、足裏が平らになってしまった状態の足のこと。運動不足や年齢による筋力の低下などが原因として考えられます。扁平足になると足裏のバネやクッションがうまく機能しなくなり、痛みや疲労、さらには歩行トラブルを引き起こしやすくなってしまいます。
足裏を鍛えれば、しっかりと土踏まずが持ち上がるようになるので、扁平足を予防できます。

メリット2 ケガの防止につながる

前項でもふれたように、足裏のアーチが崩れて平らになってしまうと、足を踏み込んだときや着地したときにバネやクッションがうまく機能せず、つまずいたり転倒したりするリスクが高くなります。また、足裏で吸収分散されるはずの地面からのダメージが分散されず、足から上に伝わってしまうため、ひざや腰、股関節、肩などの痛みを引き起こすことも。
足裏を鍛えてアーチを支えることができれば、このようなケガや不調の防止にもつながります。

メリット3 運動パフォーマンスが向上する

歩行時や運動時は、足裏で地面を踏みしめ、その反動で体が動きます。足裏の筋力が弱まり、筋肉がこり固まっている状態だと、地面からの反動がうまく受けられず、運動のパフォーマンスも低下してしまいます。
上半身や体幹、脚などの大きな部位だけでなく、足裏もしっかり鍛えれば、安定した歩行や走り、着地などができるようになるので、運動パフォーマンスも向上します。

おすすめの足裏エクササイズとストレッチ

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続いては、足裏を鍛えるのにおすすめのエクササイズとストレッチをご紹介します。

タオルを使った足指エクササイズ

「タオルギャザー」と呼ばれる、足の裏を鍛えるための代表的な方法があります。バスタオルやスポーツタオルなど、大きめのタオルを1枚用意して、裸足で行いましょう。

<方法>
  1. 転倒防止のため、椅子に座って行います。タオルを床に敷き、かかとがタオルの外に少しはみ出るように両足をのせましょう。
  2. 足の指5本を使い、グーパーを繰り返すイメージで、タオルを手前にたぐり寄せていきます。
  3. 限界までたぐり寄せたら、タオルを元の状態に戻します。

このエクササイズを10回くらい繰り返して1セットとし、1日3~5セットを目標に行いましょう。最初はたぐり寄せるのに時間がかかるかもしれませんが、徐々に慣れていきます。スムーズにできるようになったら、スピードアップして回数を増やしたり、タオルの上にペットボトルなどの重りをのせたりして、負荷を高めていきましょう。

足指の開閉エクササイズ

足指を開いたり閉じたりする、グーパー運動とも呼ばれるエクササイズも、足裏を鍛える効果が期待できます。

<方法>
  1. 椅子に座り、足の指をすべて左右に大きく開きます。そのまま10秒間キープしましょう。
  2. 今度は足の指をぎゅっと閉じて、10秒間キープします。

このエクササイズも、1日3~5セットを目標に行いましょう。最初は足指をしっかりと開くことが難しいと感じるかもしれませんが、少しずつ慣れてくるはずです。毎日の隙間時間に取り組むことをおすすめします。

かかと上げストレッチ

かかと上げ運動は、本来ふくらはぎを鍛える運動ですが、足裏を鍛えるのにも最適です。

<方法>
  1. 足を腰幅程度に開いて立ちます。
  2. 足の5本指で地面を押すイメージでつま先立ちになり、限界までキープしたら元の姿勢に戻ります。

足裏がしっかりと伸びていることを意識しながら、1セットにつき15~20回、3セットを目標に取り組みましょう。つま先立ちが不安定な場合は、壁や椅子などを支えにしても構いません。

床押しストレッチ

床押しストレッチは、足裏の内側と外側のそれぞれで床を押すストレッチです。

<方法>
  1. 椅子に座り、脚は肩幅程度に開きましょう。
  2. 足裏の内側(土踏まず側)を床に押しつけ、そのまま5秒間キープします。
  3. 今度は足裏の外側を床に押しつけて、5秒間キープします。

1セットにつき20回、2~3セットを目標に取り組みましょう。ポイントは、なるべくひざの位置を動かさずに行うこと。ひざが動いてしまう場合は、手で押さえてもOKです。

理学療法士も推薦!
足裏をサポートするおすすめアイテム

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最後に、足裏を支えて普段の歩行や運動をサポートしてくれる、アンクルバンドというグッズをご紹介します。
アンクルバンドは、両足に着用するだけで重心が安定し、足腰だけでなく全身に作用。美しい姿勢を支えてくれ、扁平足に対しても効果的なアプローチが期待できるものです。

第三者機関による臨床試験では、アンクルバンドの装着により、体表面温度の上昇やストレス値の軽減、消費カロリー効率の向上なども実証されました。そのため、理学療法士も使用を推薦しています。

扁平足へアプローチできるグッズは、靴の中に入れるインソールなどもありますが、アンクルバンドは裸足または靴下の上から着用できるため、外出時や運動時だけでなく、靴を履かない在宅時間にも身に着けられるのがポイントです。

足裏の筋力の衰えや扁平足は、下記のような体の悩みを引き起こしがちです。

<体の悩みの種類>
  • ●足やひざに痛みがある
  • ●無意識のうちに猫背になりがち
  • ●腰痛がある
  • ●肩こりがつらい
  • ●普段から疲れやすい
  • ●顔がむくみがち

扁平足にアプローチしながら美しい姿勢をサポートしてくれるアンクルバンドは、このような悩みを抱える方にもおすすめです。

~おわりに~
実は、日本人の約7割は扁平足であるといわれています。歩行トラブルや腰痛、肩こりなどの不調の原因は、偏平足や足裏の筋力低下にあるかもしれません。今回ご紹介したストレッチで足裏を鍛え、扁平足を予防・改善していきましょう。

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