スマホで肩こり!
スマートフォン症候群に注意

ニュースや音楽・SNSなど、移動中やふとした空き時間に、多くの方がスマートフォンを利用している光景が見られます。(読みやすいよう、以下スマホと記載いたします。) 日常生活に欠かせないものとなりつつあるスマホですが、利用中は無意識に前傾姿勢になりがちです。その姿勢が続くと、肩こりや首の痛みの原因になることも・・・。

今回は、スマホの長時間の利用によって引き起こされる「スマートフォン症候群」についてご紹介します。

スマートフォン症候群とは

病名ではなく、スマホの長時間の使用により生じる肩こりや首のこり、目の疲労、その他身体に起こる症状の総称を指します。症状の出方は人によってさまざまですが、いずれも悪化するととてもつらいものです。

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スマートフォン症候群チェック

以下の項目に7個以上当てはまった方は、スマートフォン症候群の可能性があるので、スマホの使い方に注意が必要です。

特に「スマホ巻き肩」に要注意

「スマホ巻き肩」とは、スマホ利用時に、うつむきがちになって肩が丸まっている姿勢を指します。うつむいているとき、頭の重さが首に与える負荷は数倍にもなり、首を支えている肩にも大きな負担がかかります。この状態が長く続くことによって、スマートフォン症候群のひとつである慢性的な肩こりや首こりが生じます。

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スマホ巻き肩チェック

以下の項目のうち、1つでも該当するものがあれば、肩が丸まっている傾向にあると考えられます。

姿勢改善でスマートフォン症候群を予防!

スマホを使う時間を短くすることが端的な予防法ですが、人によってはなかなか難しいことも。そこで、首や肩、手首に負担をかけない持ち方を心がけることがポイントになります。以下の姿勢を心がけて、肩こりや首こり、その他のスマートフォン症候群を予防しましょう!

・スマホを持つ手は、肘から手の甲にかけてできるだけ直線になるように持ちます。
・首が下を向きすぎるのを避けるため、無理のない範囲でスマホは高く持ちます。
・30センチ以上離して画面を見るようにします。
・両手を使わないときは、空いている方の手のひらをスマホを持っている腕と身体の間に挟むようにすると、自然と姿勢がよくなります。

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~おわりに~
皆さまのチェック結果はいかがでしたか・・?長時間スマホを使ったあとは、肩こりや首こり緩和のために、肩を上げ下げしたり、首をぐるりと回すなどのストレッチもおすすめです。日常生活に欠かせない便利なものだからこそ、身体に負担をかけないよう、上手にスマホを活用していきたいですね♪