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60代女性が水泳をはじめると何が変わる?
メリットと水中運動の効果

膝や腰の痛みで「ウォーキングが続けられない」「ジムのマシンがつらい」と感じている60代女性は少なくありません。そうした悩みを抱える方に、近年注目されているのが水泳・水中運動です。

水中運動には、陸上運動にはない特有のメリットがあります。「泳げないから無理」と思う必要はありません。水中ウォーキングや水中体操なら泳力がなくても安全にはじめられるため、運動初心者の女性にも広く選ばれています。今回は、水泳・水中運動のおもなメリットや安全なはじめ方、スクールの選び方について解説します。

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教えてくれたヒト

スポーツクラブルネサンス
梅津コーチ
ルネサンスのスイミングインストラクター。親子ベビースイミングからジュニア、成人スイミングまで幅広く担当している。「泣いているお子様も、はじめての大人の方も、ぜひ私にお任せください。いっしょに楽しいスイミングライフを過ごしましょう!」

60代女性の身体的悩みと、水中運動が選ばれる背景

60代女性が運動を続けにくい理由と、それでも水中運動が選ばれる理由には、深い関係があります。まずその背景を整理してみましょう。

60代女性が抱える代表的な身体的悩み

60代になると、膝・腰の慢性的な痛みに悩む方が増えてきます。変形性膝関節症や腰部脊柱管狭窄症を抱える方も多く、「歩くだけで痛む」「長時間立っていられない」という声もよく聞かれます。

加齢に伴うサルコペニア(筋肉量の低下)や骨密度の低下により、転倒・骨折リスクが高まるのも60代の特徴。また、心肺機能の低下によって激しい運動がしづらくなったり、体重増加によってさらに膝や腰への負担が重くなったりするという悪循環に陥るケースも少なくありません。

さらに「運動はしたいけれど、水着になるのが恥ずかしい…」という心理的なハードルを感じる方が多いのも、この年代ならではの悩みです。

定年退職後の運動不足や社会的孤立が、健康リスクをさらに悪化させるケースも少なくありません。「運動したいけれど関節が痛くて続けられない」というジレンマを抱える方に、身体への負担が少ない水中運動は特に向いています。

60代女性に水中運動が選ばれる背景

水中には、陸上にはない4つの特性があり、これらが組み合わさることで、60代女性の身体的悩みに高い効果をもたらします。

肩まで浸かると体重の約90%が軽減される「浮力」は、膝・腰にかかる重力の負担を大幅にカット。
「水圧」が全身にかかることで血流を促進し、むくみ解消にも効果的。心肺機能も自然に鍛えられます。
「水温」の刺激で代謝が上がり、体温調節機能の改善にも効果的です。消費カロリーは同時間のウォーキング(歩行)の約2倍になりやすいのも特徴。さらに、空気の約800倍の密度を持つ水による「抵抗」は、全方向から筋肉に負荷をかけるため、インナーマッスルまで含めた全身を効率よく鍛えられます。

水泳・水中運動のおもなメリット

水泳・水中運動には、60代女性の健康課題に直接アプローチできるメリットがたくさん。

関節への負担軽減から転倒予防、メンタルヘルスの改善まで、4つの観点から見ていきましょう。

関節・筋肉への負担を最小化しながら全身を鍛えられる

変形性膝関節症や腰痛を抱えていても、関節への負担をほとんど感じることなく動けるのが水中運動の強みです。水の抵抗を全方向から受けることで、陸上の筋力トレーニングと同等かそれ以上の負荷を筋肉にかけられます。

インナーマッスルを含む全身の筋力アップを、関節を傷めずに実現できる点が大きな特徴。「陸上では続かなかった」という方でも、水中なら無理なく動き続けられます。

転倒予防・バランス感覚の改善に効果的

転倒による大腿骨頸部骨折は、寝たきりのきっかけになることもあります。60代女性にとって、転倒予防は健康維持の重要テーマのひとつ。

水中での体幹トレーニングは、陸上でのバランス能力向上につながります。水の不安定な環境で体幹を使いながら動くことで、姿勢を保つ筋肉が自然に鍛えられるためです。日常生活での転倒リスクを下げる効果が期待できます。

心肺機能・血流改善で健康寿命を延ばせる

水中では胸部に水圧がかかるため、呼吸に適度な負荷がかかります。水中での有酸素運動を続けることで肺活量が上がり、日常的な息切れが改善されたという声も多いようです。

高血圧や生活習慣病の予防・改善にも効果が期待できる点も見逃せません。厚生労働省の身体活動指針でも、有酸素運動の継続が健康寿命を延ばすことにつながるとされています。

気分転換と社会的つながりが生まれやすい

水中運動後は、脳内のセロトニン分泌が増加することによる気分の安定やリラックス効果睡眠の質向上が期待できます。定年後に生活リズムが崩れがちな方にも、取り入れやすい運動習慣です。

また、スクールやグループレッスンへの参加は、同年代の仲間とのつながりを生む機会にもなります。身体だけでなく、心や人間関係まで整えてくれるのが水泳・水中運動の魅力です。

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60代になって関節の痛みを感じはじめても、水中では驚くほど楽に動けます。「こんなに身体が軽くなるの?」という声は、初回体験の方からよく聞くんですよ。ぜひ一度、水中での感覚を体感してみてください。

関連記事:水泳ダイエットの効果とは?筋トレと組み合わせた引き締め&筋力アップ方法

60代女性が水泳を安全にはじめるための5つのポイント

水泳・水中運動は身体への負担が少ない運動ですが、60代からはじめるときにはいくつか押さえておきたいことがあります。
以下の5つのポイントを意識すると、安全に、長く続けやすくなります。

かかりつけ医に相談してからはじめる

持病のある方や服薬中の方は、水中運動が可能かどうかを事前に医師に確認しましょう。
特に心疾患・高血圧・糖尿病などがある場合は、運動強度の目安についてアドバイスをもらうと安心です。
「問題ない」といわれたら、そこが安心してスタートできるサインです。

最初は強度の低いメニューから取り組む

水中ウォーキングや水中体操など、泳力を必要としない種目からスタートするのがおすすめ。
身体が水中環境に慣れてきたら、少しずつ距離や時間を伸ばしていきましょう。
最初からがんばりすぎず、「気持ちいい」と感じる強度をキープするのがコツです。

入水前後のストレッチを習慣化する

水温と体温の差は、筋肉に急激な負荷をかける原因になります。
入水前は陸上でしっかりストレッチ、プールから上がった直後も軽くクールダウンを。
このひと手間が、身体への負担を大きく軽減してくれます。

週1~2回の頻度からスタートする

毎日やるよりも、筋肉と関節の回復時間を確保しながら週1〜2回のペースで続けるほうが60代の身体には合っています。
続けられる頻度を優先することが、習慣化への近道です。

シニア向けプログラムや個別指導のあるスクールを選ぶ

年齢に合わせた指導が受けられるシニア向けプログラムは、安全面でも安心感が高く、同年代の仲間といっしょに取り組めるのも魅力。
初心者でもスタッフに相談しながらはじめられる環境を選ぶことが大切です。

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まずは「週1回、30分だけ」という小さな目標からで十分です。
水中に入ることが習慣になれば、自然と通う回数も増えていきます。焦らず、ご自身のペースで続けることが習慣化への一番の近道ですよ。

関連記事:週1でもOK?水中ウォーキングの効果と正しい歩き方を解説

水中運動・スイミング、どんなはじめ方がある?

水中運動のはじめ方は大きく2つ。泳がずに水中で身体を動かす「水中運動」と、泳法を基礎から学ぶ「スイミング」です。
どちらも泳力がなくてもはじめられますが、目的によって向き不向きがあります。

水中運動からはじめたい方へ

水中運動は、泳ぐことよりも水中での動きそのものを楽しむ運動です。顔を水につけずに参加できるので、「まずは水に慣れたい」という方に向いています。
ルネサンスでは、目的や体力レベルに合わせて3つのタイプから選べます。

タイプ 主な内容 特徴
アクアビクス 音楽に合わせて身体を動かし、心肺機能の向上とシェイプアップを図るプログラム ・泳げない方もマイペースで楽しく参加可能
・水の抵抗や浮力による、しっかりとした筋力アップ効果
水中ウォーキング・ジョギング 基本的な姿勢を習得し、正しい歩き方や走り方を紹介するプログラム ・膝や腰が痛い方・体力に自信がない方でも安心
・自分の体力レベルに合わせた運動強度の調整
水中運動スクール 水中で心地よく身体を動かす運動や脳トレ(頭の体操)など、身体と頭を両方使う、スクール独自のカリキュラム ・同年代の仲間といっしょに楽しく続けやすい環境
・はじめての方でも無理のない継続的な運動

グループレッスン中心で、同年代の仲間といっしょに楽しく続けやすい環境が整っています。

お化粧したまま参加できるクラスも多く、水着への抵抗感が少ない方にも入りやすいのが特徴です。
※一部対象外店舗がございます。ルール詳細はご利用店舗へお問い合わせください。

関連リンク:大人のための水中運動スクール

スイミングで泳ぎを身につけたい方へ

成人スイミングスクールは、大人向けに泳ぎを基礎から学べるクラス。
「顔が水につけられない」「クロールを一度もちゃんと泳いだことがない」という方でも、コーチが一から丁寧に指導します。

泳げるようになる達成感は、モチベーション維持に大きく貢献するでしょう。同年代の仲間といっしょに上達していく過程は、単なる運動以上の充実感があります。

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水中運動とスイミング、どちらが向いているか迷う方も少なくありません。
水に慣れることを最優先にするならアクアビクスから、「泳げるようになりたい」という目標があるならスイミングクラスからはじめるのがおすすめです。
ご自身の目標を教えてくだされば、最適なクラスをご提案します。

~おわりに~

ルネサンスは、シニア向けクラスと専門のインストラクターによる指導体制が充実していて、60代から安心して水泳・水中運動をはじめられる環境が整っています。

清潔な施設とアクセスのよい立地で通いやすく、年齢や体力レベルに合わせた丁寧なサポートも受けられます。「まずは試してみたい」という方のために体験レッスンも用意されているので、気軽に一歩を踏み出せます。

膝や腰の痛みで運動をあきらめていた方も、水中なら新しいスタートが切れます。ぜひ一度、体験レッスンで実際の感覚を確かめてみてください。

アイコン 成人スイミングスクールのご案内

よくある質問(FAQ)

Q. 60代でまったく泳げなくても参加できますか?

A.はい、参加できます。水中ウォーキングやアクアビクスは泳力がなくてもはじめられるメニューです。泳法を学びたい場合も、成人スイミングスクールでは「顔が水につけられない」段階から丁寧に指導してもらえます。

Q.膝や腰に持病がありますが、水中運動は大丈夫でしょうか?

A.変形性膝関節症や腰痛を抱える方にも水中運動は適しているといわれています。ただし状態によって制限が必要な場合もあるため、まずはかかりつけ医に相談の上、インストラクターに体調を伝えながら参加するようにしてください。

Q.週に何回通えばよいですか?

A. まずは週1〜2回のペースからはじめるのがおすすめです。60代の身体は回復時間も大切なので、筋肉と関節をしっかり休ませながら続けるのがコツです。慣れてきたら少しずつ頻度を増やしていきましょう。

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